2025年8月29日、福岡県久留米市で「福岡バイオコミュニティフォーラム2025」を開催しました。
今年は「バイオ×デジタル」をテーマに、特別講演として最先端のAIを用いて社会課題を解決する(株) Preferred Networksの小澤 俊一 氏にライフサイエンス分野のAI活用についてご紹介いただきました。また、今年米国での治験を開始する九大発ベンチャーの(株)フェリクスの國信 健一郎 氏に小児・希少疾患の医薬品開発と治験開始に到るまでの道のりについてご講演いただきました。
この他、支援企業による展示会も会場内で開催され、活発な意見交換が行われていました。
1.主催者挨拶・来賓紹介・役員紹介
2.福岡バイオコミュニティの取組について
(株)久留米リサーチ・パーク バイオ事業部 部長 藤田敏明
3.特別講演① 「Preferred Networksが取組むライフサイエンス領域のAI」
(株) Preferred Networks マテリアルズ&ドラッグディスカバリー事業本部長 小澤 俊一 氏
4.特別講演② 「福岡県から米国へ:小児・希少疾患の医薬品開発」
(株) フェリクス 共同創業者 兼 代表取締役 國信 健一郎 氏
5.ちくぎんバイオベンチャー研究開発大賞 表彰式
今年は、VLP Therapeutics Japan(株) が受賞されました。おめでとうございます。
6.支援企業の取り組み事例紹介
「ミッション『蚕で世界を変えていく。』の実現」
KAICO(株) 代表取締役CEO 大和 建太 氏
「福岡県産エノキタケ『大木町白雪919号』の機能性開発と化粧品原料(美容成分)としての製品化実現」
三省製薬(株) 素材開発部 城戸 拓巳 氏
7.第3回 FBCAP Innovation Event 最優秀者紹介
今年3月に実施したピッチイベントにて、九州大学 ⼆井偉暢 氏が最優秀賞を獲得されました。おめでとうごさいます。
30社(機関)が研究成果や開発製品を展示し、講師の皆様や参加された会員も、開発商品の試食をしたり、活発な意見交換をし、とても賑わっていました。
≪出展一覧(順不同)≫
農事組合法人白茸館、三省製薬(株)、KAICO(株)、(株)CUBICStars、
ベストアメニティ(株)、(株)イケヒコ・コーポレーション、
(株)SENTAN Pharma、(株)Walkable Future、(株)リーディングラボ、
(株)alpha-Aging Bio、(株)ビーフォース、高取食品(株)、
九州大学 生命科学革新実現化拠点、(株)RDサポート、大石化成(株)、
(株)TOLERO bio、(株)HaKaL、(株)アガペファーム、瑞輝科学生物(株)、
医化学創薬(株)、(有)カホテクノ、(株)HIROTSUバイオサイエンス、
農事組合法人福栄組合、九大OIP(株)、佐賀大学、福岡県CXOバンク、
(独)日本貿易振興機構(ジェトロ)、(一財)化学物質評価研究機構、
福岡県工業技術センター 生物食品研究所、福岡バイオコミュニティ
フォーラム終了後、当会議 永田副会長の開会挨拶で始まった交流会では、和やかな雰囲気の中、参加者同士での意見交換が活発に行われ、当会議 企画運営委員会 久原委員長の挨拶で締めくくられました。
講演してくださった皆様、展示をしてくださった企業の皆様、ご出席いただいた皆様、すべての関係者様に感謝申し上げます。
福岡バイオコミュニティは、今後も福岡県内企業の発展に役立つ取り組みを積極的に進めて参ります。